明るさ、本気、甘さ


私が感じるこのチームの一番の魅力は「普通に明るいバレー」「やる時はやる」ということです。チームの方針である「考えるバレー」は、選手が自分たちで考え話し合いそれによって成長することを目指し、理知的に楽しんで練習を進めていく、スパルタとはほど遠い指導法。(実際練習見学に行くと、ミーティング多いです。)だから悲壮感はなく無理に明るくするわけでもなく、普通に明るい雰囲気の良さが好きです。そして自主性によるものなのか、やる時はやる。追いつめられた時、また晴れ舞台での本気はすごい。思わぬ力を発揮し、どたん場で最高のプレーをし、かなわないと思われた強豪チームに勝ってしまうことたびたびです。

 しかし同時に「やらない時はやらない」という面もあり、格下チームに苦戦することも。また2セット取っておきながら3セット取り返されたりする甘さもよく見られます。「勝つと思えば負ける、負けると思えば勝つ」。このチームを表す時にファンの間でよく使われる言葉です。連続得点しやすく連続失点もしやすいプレースタイルゆえに精神面が大きく影響するのでしょうか。勝負の読めなさが面白くてけっこう病み付きになったりもしますが、もうちょっと安定してほしいとは思います。ただ、点数を離されても後半追いつくというお決まりのパターンは、見ていて非常に燃えるので好きな点でもあります。

 選手の何人かによると、バンブーの長所は「優しさ」、欠点も「優しさ」だそうです。そのとおり、あったかく優しい感じのチームで、性格がきついとかアクの強い選手の話はほとんど聞きません。スタッフも含め、ファンへの対応が優しくてびっくりするほど。しかしその優しさが甘さになってしまいがちな欠点もわかっているようで、「自分に厳しく」というテーマを掲げています。

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